消えないシミと消えるシミがある?シミの種類と見分け方と対策とは!

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シミについて

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シミには色々な種類があり、それぞれの特徴を知って対策をしないと逆効果になることがあります。

今回はシミの種類とそれぞれのシミ対策、出来てしまったシミを消す方法をみていきましょう。

 

それぞれ、シミの原因が違えば、それを消す方法もまた違ってきます。

セルフケアで消えるシミ・消えにくいシミ・消えないシミがありますよ(涙)

 

基本はこれまでも書いてきましたが、シミを作らないようにすることが大切です。

 

でもケアをしていても出来てしまったシミは、今度は隠すか、消すか・・・ということになりますね。

 

 

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「しみ」の種類は7つ!名称は?

 

シミは皮膚にメラニン色素がたまり、色素沈着を起こすことであらわれるものです。

簡単に言えば、シミはメラニンそのものです。

 

 

そのシミの原因や症状によって、7つの種類にわけられます。

↓↓↓

① 老人性色素斑
② 炎症性色素斑
③ 肝斑
④ 光線性花弁状色素斑
⑤ そばかす(雀卵斑:じゃくらんはん)
⑥ ADM(acquired dermal melanocytosis)
⑦ 脂漏性角化症

 

 

7つのシミの原因と特徴、対策は・・・

 

それぞれのシミについて、原因と特徴、そして対策をみていきましょう。

 

 

◆ 老人性色素斑

 

”日光黒子”とも呼ばれるこのシミは、シミの中で一番多いものです。

紫外線によるダメージが原因でできてしまいます。

 

直径数ミリ~数センチの楕円形の茶褐色で、頬の高い部分から手など、日によく当たる部分にできやすいシミです。

 

老人性色素斑は日焼け後すぐにはあらわれず、時間の経過とともにあらわれるので厄介です。

 

 

【 対策 】

濃いものは、一度できてしまうとセルフケアのみではなかなか消すことが難しいので、日頃から紫外線を防ぎ、予防をしっかり行いましょう。

 

出来てしまった場合は、ハイドロキノンやトレチノインなどの美白成分を含む化粧品が有効です。

 

また即効性を求めるならば、レーザー治療やフォトフェイシャルも効果的です。

 

 

★レーザー治療・光治療についてはこちらをご覧ください。

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◆ 炎症性色素斑

 

ニキビ跡のシミや、傷やケガ・虫刺され、肌荒れ・毛抜きや脱毛の後にできるシミがこれです。

 

炎症が落ち着いた後になんとなく残っている茶褐色のシミですね。

色素沈着自体は炎症した部分が治れば、ターンオーバーによって自然と消えていきます。

 

しかし、慢性的に同じ場所にできてしまうニキビやアトピー性皮膚炎などの場合は、化膿や血行不良が長引き、その結果シミとなって残ってしまうことがあるのです。

 

 

【 対策 】

炎症性色素斑は時間がかかりますが比較的セルフケアで改善するものが多いので、ビタミンCを含む化粧品やサプリメントの服用・洗顔料を使ってのピーリングなどで地道にケアを続けていきましょう。

 

またフォトフェイシャルも効果的です。

 

 

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◆ 肝斑

 

頬骨のあたりに、左右対称にもやもやとくすんだように広がっているシミが肝斑です。

 

左右対称で輪郭がはっきりせず、薄い褐色というのが特徴ですが、たまたま老人性色素斑などが左右の同じような場所にあらわれたりして、肝斑と似たように見える場合もありますし、肝斑が広がった上に老人性色素斑も出来ている、という厄介な場合もあります。

 

精神的なストレスによるホルモンバランスの乱れが影響するとも言われていますが、妊娠によって濃くなったり、経口避妊薬(ピル)の長期服用や月経不順がきっかけで症状がでたり悪化したりすることから、女性ホルモンとの関わりが指摘されています。

 

30代や40代に多くでやすい肝斑ですが、50代後半以降になると逆に症状が軽くなったり消えてしまったりする場合もあるので、そのことからも女性ホルモンによる影響が深いと考えられています。

 

 

【 対策 】

肝斑は飲み薬によって改善できます。

トラネキサム酸の服用が効果的です。トラネキサム酸は肝斑に効果がある!と認められたOTC医薬品(市販薬)で、服用のめやすは2ヶ月間です。

 

毎日服用して1ヶ月で改善が見られた場合は、更に1ヶ月続けることで高い効果を得ることができます。

ただし、たとえ薬を服用していても紫外線を浴びてしまっては肝斑も他のシミも悪化してしまいます。

 

常に紫外線対策は万全にしましょうね。

 

また、肝斑はレーザートーニングという、通常のレーザー治療よりも弱い弱いレーザーをあてて治療をしていきます。強いレーザーではかえって肝斑に悪影響を与えてしまいますので、レーザーの種類には注意が必要です。

 

最近ではルミナス社から出た新機種「M22」という名前のフォトフェイシャルが肝斑にも使えるし、効果が高いと言われています。

 

 

 

 

◆ 光線性花弁状色素斑

 

「花弁状色素斑」と呼ばれ、肩から背中に広がってできる、赤っぽい小さな花びらのような形をしたシミです。

強い紫外線を長時間にわたって浴びたあとにできやすく、また数年後にあらわれはじめるケースもあります。

 

この花弁状色素斑はできやすい人のタイプがあります。

それは色白で、遺伝的にそばかすができやすい人。そんなあなたはこのシミに悩まされることが多いようです。

 

 

【 対策 】

海水浴やプールで長時間あそぶような時は背中も忘れずに、必ず紫外線対策をして下さい。

それでも肌がヒリヒリと痛く赤くなってしまった時は、花弁状色素斑ができてしまう可能性があります。

 

皮膚が軽い火傷をおった状態なので、とにかく冷やしましょう。

そして保湿が大切です。

 

しかし、それでも出来てしまった花弁状色素斑はハイドロキノンやトレチノインなどの美白成分を含む化粧品が有効です。

またレーザー治療も効果的です。

 

 

 

◆ そばかす(雀卵斑:じゃくらんはん)

 

そばかすは医学的には”雀卵斑”と呼ばれ、茶色の1mm~4mmほどの斑点のことです。

 

幼少期から思春期にかけて、鼻と左右の頬を中心に広がってあらわれます。

それ以降は加齢とともに薄くなっていくこともありますが、紫外線の影響で悪化し濃くなることもありますので、日頃から紫外線対策は必須です。

 

そばかすの主な原因は遺伝子によるものと言われており、色白で日焼けをすると赤くなりやすい人は、そばかすができやすいようです。

 

また女性ホルモンの変化やストレスによるホルモンバランスの乱れもそばかすを悪化させる原因となります。

その為、妊娠中はそばかすが目立ちやすくなります。

 

 

【 対策 】

ハイドロキノンやトレチノインなどの美白成分を含む化粧品は有効ですが、遺伝性のそばかすはセルフケアではなかなか消すことが難しいと言われています。

 

また、ビタミンCやL-システインの服用はそばかす軽減に期待はできますが、レーザー治療が最も効果的です。

 

 

 

◆ ADM(acquired dermal melanocytosis)

 

ADMは日本語では「両側性遅発性太田母斑」や「後天性メラノサイトーシス」とも呼ばれ、20代の頃からおでこや目の下、頬骨などにあらわれる、褐色~灰色・淡青色っぽいシミです。

 

母斑とはアザのことを言いますので、シミというよりアザという表現が正解のようです。

 

ADMは皮膚の深い層(真皮層)にでき、原因は諸説ありますが、遺伝や加齢・紫外線やホルモンバランスの崩れによるものと言われています。

 

 

【 対策 】

他のシミが表皮層での色素沈着なのに対して、ADMはその下にある真皮層での色素沈着なので、ターンオーバーを促す化粧品や飲み薬を使っても消すことは難しいとされています。 

レーザー治療が最も有効です。

 

 

 

◆ 脂漏性角化症

 

「老人性イボ」とも呼ばれ、イボのように盛り上がったもので、茶色~黒っぽいものまであります。

これは主に40代以降にあらわれ、加齢とともに増える良性腫瘍です。

 

なんと80代以上になるとほぼ全員にあるようで、皮膚の老化現象の1つとされています。

 

全身のどこにでもあらわれますが、特に顔面や背中などによくみられます。

 

平坦な老人性色素斑を長期間放置すると、それが盛り上がってきて脂漏性角化症になることがあります。

 

また長年、紫外線を浴び続けることで、皮膚の表皮基底細胞の遺伝子に異常が起こり、細胞が増殖し過ぎて皮膚表面が盛り上がることであらわれてきます。

 

 

【 対策 】

よくあるイボとは異なりますので、ヨクイニンの服用やイボコロリなどは効果がありません。

また美白化粧品を使っても残念ながら改善は難しいようです。

 

レーザー治療が最も効果的です。

 

 

★ハイドロキノンなど美白成分については、こちらの記事を参考にしてください。

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まとめ

シミの話、、どれもこれも怖いですね・・・

一番は紫外線対策をしっかりすること!です。

 

そして、これまでにも”シミを作らないために”カテゴリーの中で色々と書いてきましたが、ストレスを溜めず、健康的な生活・食習慣を維持すること、それが本当に大切です。

 

★こちらの記事も参考にしてください。

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40代くらいになってくると、顔のシミをみても、どれが老人性色素斑でどれがADMで、何が脂漏性角化症のシミなのか・・・

色々な種類のシミが複合してあらわれてきて、判断がつかない場合もあると思います。

 

シミの色や形である程度わかると思いますが、セルフケアで効果が感じられない時は他の方法を試してみたり、皮膚科の先生に相談するなどして下さい。

 

エステで可能な施術と皮膚科で行う治療も違いますし、同じレーザー治療でも色々な種類がありますから。

 

★レーザー治療・光治療の種類についてはこちらをご覧ください。

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また、シミの色ですが、メラニン色素の沈着が皮膚のどこの層に出来ているか、その深さによって色が変化して見えます。

 

表皮に近いものから、褐色→灰色→青色に見えるようです。

お顔をじっくり見ながらシミの種類をチェックしてみましょう。

 

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