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ニキビ跡や傷を悪化させずに治し、炎症後色素沈着(シミ)を防ぐ方法をご紹介します。
お肌の炎症を放っておくと、一生もののシミになるかもしれません。
傷跡が残るのはどんな場合か。
皮膚のダメージ・炎症が起こった場合の内側からのケアと外側からのケアなど、お手入れ方法や対処法をお伝えします。
炎症が色素沈着しシミに?すぐにケアを!
ニキビによる炎症や掻きむしって化膿した跡をほったらかしにしておくと色素沈着を起こしシミになります。
あなたも経験ありませんか?
ニキビがあった場所がなんとなく茶色くなっていること。
傷は治ったのになんだか痕が残ってしまった、なんてこと。
私のお肌はシミ・そばかすが多く、基本的にニキビは若い頃からほどんど出ませんでした。
でもたまに出てくるニキビはいつも同じような場所に出てきて、そのうちにニキビがなくなると今度はなんとなくその部分が茶色くなっていました。
これを繰り返していくとまさに色素沈着が起きますね。。
放っておくと、最悪の場合は一生ものとして残ることも!!
傷痕やニキビ痕はシミになる?
炎症が発生するとお肌を守るためにメラノサイトがメラニン色素を生成、分泌します。
これはお肌のターンオーバーにより徐々に排出されるものですが、ターンオーバーの周期が乱れ、遅くなると、角質が剥がれずにお肌の表面に溜まり続けている状態になりお肌の色がくすみます。
そしてメラニン色素が残りシミになるのです。
傷あとをシミとして残さないために
「傷」と言っても虫刺されを掻きむしって出来た小さな傷から、やけどの傷跡や、事故による大きな傷跡までさまざまなものがあります。
擦り傷・切り傷・掻きむしった傷などの種類は問わず、肌の表皮や真皮の浅い部分にダメージをうけた傷を早く回復させて、炎症が長引くことで傷跡が残り、シミになってしまわないようにするための対策をお伝えします。
ケガの傷跡を残さないように迅速な対応が重要ですよ。
傷痕が残るのはどんな時?
皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。
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表皮や真皮の浅い部分が傷ついた場合はターンオーバーにより基本的にきれいに治りますが、化膿したり血行不良などを起こし炎症が長引いてしまうと傷の修復がうまくいかず傷跡となって残ってしまいます。
また、傷が真皮の奥深いところまで達した場合も傷跡が残ります。
傷跡が残ってしまうのはなぜ?
ケガをすると周辺の修復細胞がコラーゲンを分泌し、コラーゲンを主体とした肉芽組織がケガで失われた部分を埋めるようにして傷を修復していきます。
しかし傷口が細菌などに感染して化膿したり、傷口の周りが血行不良になると炎症が長引いてしまいます。
それによりコラーゲンが必要以上に生成され、肉芽組織が過剰にできあがってしまうのです。
その結果、傷口が盛り上がったり赤みが残ったりして瘢痕組織とも言われる傷痕となるのです。
傷痕を残さないための対処法
●水で洗って清潔にし「湿潤治療」をしよう
汚れやゴミは洗い流すことが大切です。
そして病院に行くか家庭で治療するかを判断し、家庭で治せるレベルであれば、傷口を常にうるおす湿潤治療を行いましょう。
これは人間が本来持っている自然治癒力を活かし傷口を修復する治療法です。
治りが早く、傷跡も残りにくくなります。
湿潤治療は傷口を乾かさないで常に湿った状態にしておくことが大切です。
市販されているキズパワーパッドなどは湿潤治療を活かした絆創膏ですが、もし適切な絆創膏がない場合はラップを巻いて蓋をするラップ治療がおすすめです。
ラップを使う方法も同じ効果を得ることができます。
白色ワセリンを塗るとより保湿効果が高くなりますよ。
ラップの交換は1日1回。
湿潤治療の絆創膏の場合は2日~3日に1回くらいで取り換えて様子を見ましょう。
取り換える際はまた水で洗って清潔にしてから、同じ手順で手当てをしましょう。
そして、傷口の表面に薄い皮膚ができていたら、湿潤治療終了の合図です。
☆湿潤治療を行う際には、傷口に消毒・ガーゼは使いません!
なぜなら、この治療法は傷口から出てくる浸出液による自己免疫力で治す方法なので、消毒をすると雑菌の除去と同時に傷の修復を促す細胞もダメージを受けてしまいます。
ガーゼも同様で、せっかくの浸出液がガーゼに吸収されてしまい細胞の再生を阻害してしまうのです。
☆細菌に感染し化膿している場合には湿潤治療は適しません。
もしも湿潤治療をしていいか迷う場合は病院に相談してみて下さい。
新陳代謝(ターンオーバー)を正常に保つこと
浅い傷の場合は新陳代謝により約28日で新しい皮膚へと再生されますが、ターンオーバーの周期が乱れると傷跡が消えにくくなります。
ターンオーバーを正常に保つためには、傷口の保湿を欠かさず、栄養バランスのとれた食事をし、ストレスを溜めず、規則正しい生活をして睡眠を充分とること、が大切です。
紫外線に気を付ける
傷口にできた新しい皮膚は薄くて敏感です。
紫外線に当たると日焼けしやすく、色素沈着やシミになりやすい状態なのです。
傷跡には直接日差しが当たらないようにし、傷跡が残らないように気をつけましょう。
紫外線保護テープや絆創膏を張ったり、帽子をかぶるなど工夫しましょう。
お顔に傷を作ってしまった場合は是非、紫外線保護テープを活用することをおすすめします。
こちら、おすすめです。
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こちら、UVを約97%カット!
効果は、張っている間ずっと続き、防水性があるのでプールでも大丈夫です。
透明・極薄で目立たず、上からメイクもできるので、じーっと見つめられない限り、ちょっと話すくらいでは気づかれないですよ!
ニキビ痕のケア
ニキビも傷と同じです。できたらすぐに治すのが鉄則!放っておくと治りにくくなったりニキビ跡が残ってしまいます。
できかけた小さなニキビにもすぐに対処、撃退しましょう。
身体の内側からのケア
ニキビなど炎症性色素沈着を根本的になおす為には、ターンオーバーの周期を正常にすることが重要です。
その為にはお肌のバリア機能そのものを正常化させていくことが必須です!
バリア機能を回復させ正常な状態を保つこと!
逆に言うと、バリア機能の低下を招くようなことはしない!これなのです。
< バリア機能を低下させる原因 >
●紫外線
●間違ったスキンケア
●ホルモンバランスの崩れ(睡眠不足・ストレス・加齢)
●栄養バランスの偏った食事
★こちらも参考にしてください。
↓↓
上に挙げたことを意識して、バリア機能の低下を防いでいきましょう。
それがバリア機能の回復につながり、シミ対策になります。
そしてお肌全般のトラブルを改善へと導くのです。
外側からのケア
ニキビには塗り薬もありますね。
外側からのケアもたいせつです。
ビタミンC誘導体配合の化粧品に切り替える
< ビタミンC誘導体の効果 >
●メラニン色素を抑制する(シミ・くすみ予防、美白効果)
●活性酸素を抑える抗酸化作用(炎症を抑える)
●新陳代謝を促す(ターンオーバを促す)
●毛穴を引き締める
●皮脂分泌をコントロール
●コラーゲンの生成を促す(しわ・たるみの改善、美肌効果)
上記のように、ビタミンC誘導体は角質層への浸透力がある超万能な美容成分です。
ニキビに良いと言われているのは皮脂の分泌を抑制する作用と炎症を抑える抗酸化作用、そして毛穴を引き締める効果にあります。
大人ニキビも思春期ニキビも過剰な皮脂分泌が原因で毛穴が詰まり炎症を起こした状態です。
ビタミンC誘導体配合の化粧品を取り入れてケアをしましょう。
★ビタミンC誘導体の化粧品について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
↓↓
ニキビ専用のケア製品・軟膏を使う
CMでもお馴染みの、ビフナイトやクレアラシル・プロアクティブ、などなど。
大人ニキビ専用や思春期ニキビ専用など、それぞれに合わせて選び、シミにならないようにケアしましょう。
まとめ
お肌の炎症をそのままにしておくと、回復が遅れるだけでなく下手をしたら一生もののシミとなって残ってしまうので、気を付けましょう。
私の息子、まだ幼稚園なんですが、木に登ったり高いところからジャンプしたり、そりゃもう暴れまくりで、擦り傷や切り傷はしょっちゅうです。
でも気付いたらサァ~っとなくなってるんですよね、傷が。
新陳代謝が活発だからですよね。
ほんと羨ましいです。
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