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お肌の触り過ぎや擦りすぎなど、摩擦は色素沈着を起こしシミの原因を作ってしまいます。
お金も手間もかけたやりすぎケアはお肌にとって大切なバリア機能を低下させ、肌荒れと老化を招くことにも繋がります。
摩擦からお肌を守る為にするべき大切なケアの仕方についてご紹介していきます。
擦りすぎ・触りすぎは良くない?
実は美容クリニックの先生にはっきりと言われました。
「触るだけでよくない。シミになるよ」
もう・・・薄々気づいてましたよ。
私の経験からして、、そうでしょうとも。
でも、そんなはっきり言われてしまうと、これまでのお手入れはなんだったの?って思ってしまいます。
一生懸命メイクをして、そして落として、化粧水、美容液、乳液、等々をすりこむようにつける・・・こんなこと、毎日当たり前にやっていましたがダメなんですか?
答えは、そう。
ダメなんです。
あなたも、高級な化粧品を使っているから安心♪なんて、思ってしまっていませんか?
使い方を間違うと逆効果になりますので要注意です!
お肌への刺激はシミを作る
お肌を触る、擦るなどの摩擦・刺激はお肌に大きなダメージを与えます。
原因はこうです。
↓↓↓
- 摩擦で細胞が傷つけられるとそれを防ぐために防御反応が働きます。
するとメラノサイトが刺激されメラニン色素が生成されます。
それがシミやくすみの原因になるのです。
- 肌を擦ると角質が剥がれて皮膚が薄くなります。
すると肌のバリア機能が低下し、皮膚が乾燥します。
乾燥肌になると刺激に敏感になり炎症が起きます。
そして湿疹や吹き出物など、さまざまな肌トラブルを起こすのです。
摩擦から肌を守るためにすべきこと
考えてみると私はお肌によくないことばかりしてきました。
メイクをすることが好きなので、顔をキャンパスとして・・・
どのようにコンシーラーを使うと立体的に見せることが出来るか、どんなふうにチークをいれると顔をふっくら、あるいはシャープに見せることが出来るか、マスカラをどう塗れば目を横長に見せられるか、、、
そんなことばかりを考えていて、常にバッチリフルメイクをしていました。
そうすると今度はしっかり落とさないといけない、と思って顔を擦って擦って擦って、落としていましたね・・・
全くダメですね。
では、どうすれば良いのか?
極力お肌を触らない、摩擦からお肌を守るためのメイク&スキンケアをご紹介します。
メイクの仕方
なるべく皮膚を擦らないように、肌触りの良い柔らかいパフやブラシを使うようにしましょう。
手で延ばす必要のあるものを使う場合は、手のひら全体でのばしてから顔に置くようにつけて下さい。
そして気になるところは大きめのスポンジでポンポンとスタンプを押すように優しく肌に馴染ませるようにしましょう。
またお休みの日は日焼け止めのみのノーメイクがおすすめです!
メイクを最小限にしたい場合、下地にもなる日焼け止め+チークだけで土台はOK。
あとは眉、マスカラ、口紅で完成です。
最低限のメイクについては、私のメイクの先生、TVにも出演するとても有名な先生がお話しされていましたよ。
正しいクレンジングの仕方
拭き取るタイプのものより、洗い流すタイプのものを使うほうがお肌を擦らないで済むのでおすすめです。
その際も最小の力で、指先を使ってクルクルとメイクと馴染ませるようにしましょう。
マスカラなど落ちにくいポイントメイクには専用のリムーバーを使いましょう。
間違っても目の周りをグリグリ擦るのはやめて下さいね。
目元の皮膚はとても薄く、頬などと比べると3分の1の皮膚の薄さです。
無理に落とそうと擦ることは色素沈着やしわの原因になりますよ。
正しい洗顔のやり方
洗顔料をしっかり泡立てて、ホイップクリームのような密度の濃いしっかりしたフワフワの泡を作りましょう。
そして、その泡で肌を包み込むようにして手のひら全体で洗います。
この時、手が顔に触れることのないように気をつけて下さい。
目じりや小鼻などの洗いにくいところは薬指の腹でなでるように洗います。
薬指を使うほうが人差し指などを使うより力が入りにくくなります。
またすすぐ時も手で擦ってしまわないように気を付けて下さい。
バシャバシャとぬるま湯(およそ32℃)を顔にかけるようにしてすすぐようにしましょう。
アツアツのお湯ですすいでしまうと、皮脂やNMFやセラミドといったとても重要な保湿成分が溶けて流れ出てしまいます。
これらは3大保湿因子と言ってお肌のバリア機能を正常に保つための成分なのです。
基礎化粧品の使い方
化粧水や乳液など、すべて手のひら全体に広げてから優しく顔を押さえて肌に浸透させるようにしましょう。
手のひらで温めてから肌に乗せることで浸透力がアップします。
コットンで擦ったりパッティングするのは肌への刺激となりますので注意が必要です。
NMF配合やセラミド配合など保湿成分が配合された化粧品を使うことをおすすめします。
ただし塗りすぎには注意が必要です。
やりすぎケアは肌荒れと老化を招く!?
やりすぎケア・・・悲しい言葉ですが、何事もやりすぎはよくないのです。
若い頃の私のスキンケアはまさに”やりすぎ”でした。
お肌を綺麗に保つために行うスキンケア。
お肌にトラブルがでないように、いつまでも美しくありたいために、私は若くてピチピチのお肌に美容成分たっぷりの美容液や保湿がしっかり出来る保湿クリームなどを塗りたくっていました。
しかしお肌の栄養となる成分はその頃のプリプリのお肌にはトゥーマッチだったのです。
年齢によってお肌の新陳代謝も皮脂の分泌量も違います。
だからこそ年齢ごとにおすすめの化粧品が違ってきます。
必要なものを必要なぶんだけバランスよく補うこと、そしてお肌のバリア機能を低下させないことが大切なのです。
お肌のバリア機能って何?
あなたは”バリア機能”という言葉を聞いたことがありますか?
皮膚にはお肌を細菌やほこりなど外部の刺激から守り、また体内から水分が蒸発するのを防いで潤いのあるお肌を保つ役目があります。
これをバリア機能といい、お肌の健やかな状態を守っています。
しかしこのバリア機能は乾燥した外気や紫外線・肌の擦りすぎなどの刺激でダメージを受け、機能が低下してしまいます。
また間違った保湿ケアや過剰なケアもバリア機能を低下させます。
例えば、化粧水をたっぷりつけたとしてもその潤い成分がお肌にすべて吸収されるわけではありません。
つけすぎた化粧水は蒸発します。
その時、本来必要だったお肌の水分も一緒に蒸発させてしまい、逆に乾燥を招くのです。これがバリア機能の低下につながります。
また過剰なケアにより、「たっぷり潤っている」とバリア機能の働きを鈍らせ自ら潤う力を低下させてしまうのです。
バリア機能を向上させよう
バリア機能を向上させ、正常な状態を維持するためには正しい保湿ケアを行うことが大切です。
3つの成分が正常に機能することで潤いが保たれ、バリア機能が正常に働きます。
そう、それが3大保湿因子です。
↓↓
皮脂膜 |
|
NMF
(天然保湿因子) |
|
角質細胞間脂質
(セラミド) |
|
皮脂膜は過剰なスキンケアにより働きが弱まってしまいます。
クレンジングや洗顔などで必要な皮脂を落とし、更にはNMFや角質細胞間脂質までも流してしまわないように、洗い過ぎには充分注意しましょう。
そして洗顔、入浴後はすぐに保湿をしましょう。(でも、やりすぎには気を付けて!)
またNMFと角質細胞間脂質は加齢などにより減少してしまいますが、さまざまなスキンケア用品に含まれている成分なので外からも補ってあげましょう。
バリア機能の低下が招くこと
バリア機能が低下すると皮膚内部の水分が蒸発しやすくなりお肌の表面が乾燥します。
乾燥肌が続くと、外部からの刺激に敏感になり少しの刺激でも痒くなったりヒリヒリしたりする敏感肌となってしまいます。
また、ほこりや細菌・紫外線など外部からの異物が侵入しやすくなります。
そして湿疹や蕁麻疹・ニキビなどの肌トラブルを起こし、くすみやシミ・しわなどの老化現象を引き起こすのです。
まとめ
今回は、私たちが知らず知らずのうちにやってしまっていた皮膚へのダメージを最小限に抑える方法をご紹介しました。
お肌の擦りすぎ・触りすぎがバリア機能を低下させ、お肌のトラブルを招いている、というやればやるほど良いと思っていたスキンケアの間違いについて。。
皮肉なものですね・・・
良かれと思って、やりすぎた結果がこれですよ。私です。
反省した私、これまでたくさんつけていた基礎化粧品を今は2つだけにしています。
洗顔はクレンジングと洗顔のWクレンジングをしないですむものを使っています。
もちろんマスカラはリムーバーで拭き取りますが、洗顔は1回で済みますし、洗い上がりもキュッキュッとつっぱらず滑らかな感じなので気に入っています。
★おすすめのクレンジングについてはこちらの記事をご覧ください。
↓↓
メイクはやっぱり好きなので、、お休みの日に家でゴロゴしている以外はフルメイクです!
でも今は擦らず優しくを心がけています。
意識をして気を付けていると、2週間くらいで違いがでてきますよ。
そして大きな結果はこれから先に表れることでしょう。
毎日、シミを意識して、出来るだけ顔に手をもっていかないようにしましょう!
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