セラミドの種類と効果とは?成分表示の見方とおすすめ化粧水の選び方!

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角質層の保湿(水分保持)の80%を担っている「セラミド」について、その種類と特徴・効果を詳しくお伝えします。

 

シミを消したい!美白・美肌になりたい!

そんなあなたも私も、まずは保湿から。

肌をきちんとケアし、整えてから、美白成分を浸透させましょう。

 

角質層で働く保湿成分、セラミドの特徴と働き

 

「セラミド」とは角質層で活躍している保湿成分ですね。

 

少し、前回のおさらいになりますが・・・

皮膚は3層構造になっていますね。

↓↓

外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」になります。

その「表皮」と呼ばれるものの中に角質層はあります。

 

表皮もまた層状の構造になっており、外側から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4層の構造になっています。そして、その厚さは約0.2mmになります。

 

「角質層」は、表皮の一番上、一番外側の部分です。

↓↓↓

 

 

角質層(角層)ってなに?

 

表皮の一番外側の部分が「角質層」ですが、厚さはたった0.02mm!

サランラップほどの薄さ、なんです!

 

その約0.02mmの角質層の中もまた層状になっており、約10~20層ほどの「角質細胞」と、その間を埋める「角質細胞間脂質」があります。

 

↑上のレンガの壁をご覧ください。

 

このレンガブロックの部分が「角質細胞」で、ブロックとブロックをくっつけているセメントの役割をしているのが「角質細胞間脂質」、とイメージして頂くと解りやすいですね。

 

この角質細胞の中は”ケラチン”と”天然保湿因子(NMF)”により潤いが保たれており、角質細胞間脂質の中にある主な保湿成分が”セラミド”になります。

 

では、”角質細胞”と”角質細胞間脂質”について、もう少し見ていきましょう。

 

 

角質細胞ってなに?

 

とっても深い話になってしまうのですが・・・なるべく簡単にお伝えします。

↓↓↓

”角質細胞”のもとになる細胞は、表皮の一番下にある「基底層」で生まれた”基底細胞(ケラチノサイト)”と呼ばれるものです。

基底細胞は細胞分裂をして新しいケラチノサイトを作り出します。

ケラチノサイトはどんどん上へ押し上げられ、形態や性質を変化させながら、移動します。

基底層のケラチノサイトは基底細胞、有棘層のケラチノサイトは有棘細胞、顆粒層では顆粒細胞、角質層では角質細胞と呼ばれます。

その過程で天然保湿因子(NMF)やセラミドも生まれます。

角質細胞はケラチノサイトが変化した核のない細胞となっており、もう既に死んでしまった細胞ですが、”ケラチン”というタンパク質と”天然保湿因子(NMF)”でできています

 

※ ケラチンは水を含むと柔らかくなり弾力を増す、という性質があり、また化学物質などに対する強い抵抗力も持っていますよ。

 

※ 基底細胞にはケラチノサイト36個に対して、メラノサイトが1個くらいの割合で存在しているようです

 

基底層全体の約95%を占めているのがケラチノサイト(基底細胞)、約5%はメラノサイト(色素細胞)と言われています。

 

メラノサイトは紫外線などの影響から肌を守るためにメラニン色素(シミのもと)を生成しています。

 

 

★肌の構造や保湿についてはこちらを参考にしてください。

↓↓

角質層ケアで水分量を保ち美肌や美白になろう!保湿成分の効果とは?
美白と保湿の関係や肌のバリア機能、角質層と真皮内で働く保湿の役割についてお伝えします。美白成分を支える保湿!健康な肌を保つためにとても重要です。乾燥肌には有効成分の効果も半減してしまうかも?まずは表皮の角質ケアを徹底して、肌を整えましょう。

 

 

 

では次に、角質細胞間脂質の状態も見てみましょう。

 

 

角質細胞間脂質ってなに?

 

角質層を大きくした図がこちらです。

↓↓↓

 

角質細胞と角質細胞の間を隙間なく埋めているのが角質細胞間脂質ですね。

そして、角質細胞間脂質の主成分がセラミドです。

 

角質細胞間脂質と言われる通り、セラミドは”脂質”です。

保湿成分という言い方をしていますが、

・・・そう、””なのです。

 

油分なので「親由基」と言って、油に馴染みやすい性質があります。

 

セラミドは保湿成分。水分を保持する!と言われているのに、、、

油って?? ・・・と思いませんか。

 

当然ですが、油は水とは交わらないです。お互いにはじき合って、一緒にはならないですよね。

それなのに、セラミドはどのようにして水分をつなぎとめているのでしょうか。

 

上の絵を見て頂きたいのですが、セラミドはマッチ棒のような形をしていますね。

 

実は、マッチ棒の火薬の部分が「親水基」、棒の部分が「親由基」になり、「水ー油ー水ー油・・・」と規則正しく、ミルフィーユのような薄い層状になっているのです。

 

これが、ラメラ構造”と呼ばれるもので、セラミドが作り出すものなのです。

 

 セラミドはひとつひとつが水と仲良く出来る部分(親水基)と、脂と仲良く出来る部分(親由基)を備えた構造をしているのです。

だから、水をつかまえながら、脂とも仲良く繋がっていることが出来るのです。

 

そして、このラメラ構造のおかげで、しっかりと肌のバリア機能を果たすことが出来ているのです。

 

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セラミドの種類とは?

 

角質層の角質細胞間脂質の約50%を占めるセラミドですが、実は種類がたくさんあります。

 

 

人間の肌にあるセラミド

 

私たちのお肌にあるセラミドは12種類ほどあると言われています。

しかし、まだ発見されていないものもあるようで、その働きが全て解明されている訳ではありません。

 

セラミド1、セラミド2、セラミド3、・・・とありますが、主なものをご紹介します。

 

全てのセラミドは角質層の水分保持の役割をしていますが、それぞれに特質がありますので、主なものをご紹介します。

 

  • セラミド1・・・水分保持と外部の刺激から肌を守る
  • セラミド2・・・高い水分保持の力がある
  • セラミド3・・・水分保持とシワを軽減する
  • セラミド4・・・バリア機能を高める
  • セラミド5・・・バリア機能を高める
  • セラミド6・・・水分保持とターンオーバーを促進する
  • セラミド7・・・皮膚常在菌のバランスを整える

 

この中で、私たちの肌に多く含まれているのは「セラミド2」で、肌に及ぼす影響はとても高いと言われています。

 

また「セラミド1・3・6」が不足すると乾燥肌や敏感肌・アトピー性皮膚炎など、肌トラブルに繋がると言われています。

 

セラミドは加齢とともに減少してしまいますので、化粧品から取り入れて健やかなお肌の維持に努めましょう。

 

 

化粧品に配合されているセラミド

 

化粧品に含まれるセラミドはその原料によって、大きく4種類に分けられます。成分表示を見ると確認することができますよ。

 

  • 天然セラミド
  • ヒト型セラミド
  • 植物性セラミド
  • 合成セラミド

 

 

● 天然セラミド

表示成分 ビオセラミド

セレブロシド

ウマスフィンゴ脂質

 

馬が主流となりますが、動物から抽出されたセラミドです。

 

動物由来のため人間の角質細胞間脂質と近く、肌に浸透しやすく保湿力に優れています。

 

化粧品の原料として大変高価ですが、壊れたバリア機能や肌荒れを改善する働きがあるので、敏感肌やアトピー性皮膚炎のあなたには特に適しています。

 

 

● ヒト型セラミド

表示成分 セラミド1(セラミドEOP)

セラミド2(セラミドNG)

セラミド3(セラミドNP)

セラミド4

セラミド5

セラミド6(セラミドAP)

セラミド7

 

「バイオセラミド」とも言われ、人の肌にあるセラミドを真似て、酵母を利用して作られたセラミドです。

 

”ヒト型”と言われているように、人間の皮膚に含まれるセラミドと同じ化学構造をしており、天然セラミドに負けない保湿力と浸透力があります

しかも安価で安心です。

 

肌への親和性は天然セラミドと比較しても、ヒト型セラミドの方が高く、角質細胞間脂質のラメラ構造の形成にとても役立つとされています。

 

上にも書きましたが、セラミド1・2・3・6が特に重要なので、これらのセラミドが配合された化粧品を成分表示を見て選ぶようにしましょう。

 

 

● 植物性セラミド

成分表示 植物性セラミド

コメヌカスフィンゴ糖物質

 

米、とうもろこし、大豆、こんにゃく芋などから抽出した植物由来のセラミドです。

 

浸透性が高く、安価ですが、人の肌にあるセラミドとは構造が違うため親和性に欠けると言われています。

また米や大豆はアレルゲンの心配もありますね。

 

 

● 合成セラミド

表示成分 セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド

 

「類似セラミド」とも言われセラミドに似た構造をしていますが、石油から化学合成された全くの別ものです。

 

安価で大量生産が可能ですが、天然セラミドやヒト型セラミドに比べると効果が薄いと言えます。

 

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おすすめセラミド配合の化粧品

 

安全性や効果・価格など、総合的に見て私がおすすめするのはヒト型セラミドです。

 

その中でも浸透力が従来のヒト型セラミドよりも9倍もあるというナノ化されたセラミドが配合されている化粧品があります。

それは、、富士フィルムのアスタリフトの商品です。

 

ヒト型ナノセラミド1・3・6が配合され、またアスタリフトなので抗酸化作用のあるアスタキサンチンも含まれていますよ!

 

 

アスタリフト ジェリーアクアリスタ

 

これは、、実は以前も使っていましたが、最近になってまた使い始めました。

はじめは驚くほどス~ッと肌に入っていきます。

 

アッという間になくなっちゃった・・・そんな感じで肌に、そして手のひらに吸い込まれていきました。

洗顔後すぐに、化粧水よりも先に使うものですが、ジェリーアクアリスタを使うだけでもプルプルを実感できます。

 

すごい保湿なんですよ!

あまり肌を触りすぎるのは良くないので、私はシンプルなケアを心掛けていまして、基本は、化粧水+オールインワンゲルを使っていますが、今はこれを1つ追加して3つを使っています。

 

★肌の摩擦の危険性については、こちらを参考にしてください。

↓↓

肌の摩擦に注意!触りすぎや擦りすぎは色素沈着を起こしシミの原因に!
お肌の触り過ぎや擦りすぎなど、摩擦は色素沈着を起こしシミの原因を作ります。お金も手間もかけたやりすぎケアは、肌にとって大切なバリア機能を低下させ、肌荒れと老化を招いてしまうのです。綺麗な肌を保つ為の正しいケアの仕方や方法についてご紹介します。

 

 

角質層までしっかりセラミドを届けてくれているのを、まさに肌で感じることが出来ます。

そして、バラのようなとても良い香りがしますよ。

 

あなたも、お使いのスキンケアを変更することなく、その前に追加することが出来ますのでおすすめです。

 

角質層が満たされた感覚を実感することが出来るでしょう。

 

おすすめのジェリーアクアリスタを含む、とってもお得な「美白トライアルキット」なら¥1,100(税込)で、更に送料無料でお試し出来ますよ。

 

こちら、トライアルだけあってお買い得です。

 

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調べてみると、店頭で買うよりもメーカーサイトからの購入が1番お得でしたので、チェックしてみてくださいね。

アスタリフトホワイト

 

富士フィルム独自の技術で極小化した「ナノAMA」と美白有効成分が角質層にしっかり行き渡って働きます!

ジェリーアクアリスタでプルプルを実感したい、そして美白ケアもしたい!ハリ・潤いもキープしたい!そんなあなたに是非。

 

ジェリーアクアリスタ10袋と、美白化粧水・美白美容液・美白クリーム・化粧下地になるUVクリア美容液のセットです。

 

まず、ジェリーアクアリスタだけでもプルプルなのに、そこから一通りセットでお試しできますから、化粧水→美容液→クリームとつけると顔もしっとりですが、手のひらもねっとりしっとりになります。

 

肌への吸収が高く、ただのっかってるだけだな、、と感じる基礎化粧品もある中、こちらはス~ッと肌に入っていきます。

そして、しっとりします。

 

また、さまざまな有効成分の他に、全ての商品ににアスタキサンチンが入っていますので、それぞれ赤い色をしていますよ。

(クリームまでもが赤みがかった色をしています)

 

私は10日間くらい使えましたし、たっぷりお試しが出来ます!

 

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まとめ

今回は角質層での水分保持の役割を担っている、セラミドについてのお話でした。

難しいお肌の話になりましたが、いかがでしたでしょうか。。

 

※ ”セラミド”は角質細胞と角質細胞を隙間なく埋めてくっつけている接着剤のような働きをしていて、外部からの刺激をシャットアウトするとともに、肌内部から過剰に水分が蒸発することを防いで、肌を保湿しています。

 

だから、角質細胞間脂質(セラミド)のラメラ構造が綺麗に整えられている肌というのは、健康で美しいお肌だということですね。

 

まずは健康な肌状態に整えて、それから美白をしっかりやっていきましょう。

 

そして・・・

とても有名な保湿成分である「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」はどこにいっちゃったの?と思っているあなた。。

 

コラーゲンもヒアルロン酸も角質層内でもちろん活躍しますが、もともと表皮のその下にある真皮で肌のハリや弾力・潤いを守っている保湿成分になります。

 

★真皮内の保湿についてはこちらを参考にしてください。

↓↓

ヒアルロン酸とコラーゲンの違いと肌への働きや効果は?どっちがいい?
肌を健康に整える重要な成分。真皮内で水分を保持し、ハリや弾力・みずみずしさを維持している「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」、その働きの違いや効果をお伝えします。また「エラスチン」「線維芽細胞」についても簡単にご紹介!美肌に一番大切なのはどれ?

 

 

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